マイビューティフルランドレット映画リンカーン

スピルバーグ監督の話題の映画、「リンカーン」を見てきました。スピルバーグの新作で、85回アカデミー賞最多ノミネートと言うだけで、皆さんご覧になるんでしょうが、私が珍しくワクワクしながらいそいそと出かけたのは、主演がダニエルデイルイスだからです。
このリンカーンの演技で、史上初のアカデミー主演男優賞を三回めの受賞をした神のごとき演技!なんて映画評にはありました。
でもでも、そんなことではありません。私の動機はぜんぜんミーハー。単に若き日のこの男優さんが「マイビューティフルランドレッド」で主役の親友のジョニーをやった時からずーっとはまってるからです。
その後、「眺めのいい部屋」「存在の耐えられない軽さ」「マイレフトフット」「ラストオブモヒカン」と追ってきて、「父の祈りを」あたりまで追っかけたのですが、その後私の家庭事情がいろいろあって、心と時間の余裕がなく、映画その他の文化から遠ざかってしまってました。

ところが数日前、新聞広告で見たスピルバーグの「リンカーン」、主演ダニエルデイルイスとあるではありませんか。うっそう、知らなかった。わおぅ!と言うわけで、ファン魂再燃。
何十年かで見たダニエル、またはまりそうです。

 あ、映画「リンカーン」の感想が何も書いてなかった。そうですね。南北戦争を扱った大作というと「風と共に去りぬ」しか思いつかないんですが、スピルバーグのそれは色彩を極力押さえ、リンカーンその人に、その人の合衆国憲法修正第13条を可決するまでの数日に、ギュウッと焦点を絞り込み、息詰まる論戦・駆け引き・演説・などで話が進む、まるで舞台劇のような展開でした。
これまでのスピルバーグの作品イメージとはまったく違います。この絞込みが、テーマへ向かって緊張を持続しきれたと言う気がします。派手な南北戦争の戦闘シーンなどはない事が、戦いが終結した後の死者累々の戦場を馬で行く大統領のシーンの、「勝利感」ではなく「達成感」でさえなくただただあまりにも多くの血が流され、あまりにも多くの犠牲を伴ったことへの、やるせない思いと責任への重圧が伝わってきました。
結婚相談所ハートフル 清野