水・木曜日のお休みを利用して、立山・黒部アルペンルートのバスツァーに行ってきました。紅葉の季節、バスはほぼ満席です。平日ということもあってか、ほとんどが中高年、「アラ還」か「アラ古希」と思われる男女のカップルばかり。前や横の席から、これまで二人で行った旅の話や、家族の話題などが聞こえてきます。この方々は、もう何十年と連れ添ったご夫婦なのかしら、それとも、これまで私どもでお世話させていただいたような、中高年の新婚さん?かしら。

 でも、皆さん共通して仲むつまじいご様子で、お連れ合いのいる幸せを味わっていらっしゃるなと思いました。紅葉がどんなにきれいでも、旅先でどんな珍しいものを見ても、その楽しさを分かち合う相手がいるのといないのでは大分旅の楽しさが違ってきます。

 人生もそうですね。若いうちや元気なときは、一人でも大丈夫、自由が一番!とも思えますが、晩年になるほど、寄り添う人のいるありがたさが一層深まってくるようなきがします。なんとか健康で、共に歳を重ねられる人がいる、それが一番幸せなことかもしれません。

 私は立山・黒部は2度目ですが前回は夏だったので、秋の立山を楽しませていただきました。最近のニュースで立山に氷河が見つかったとか。一年で1m移動するそうです。自然は気の遠くなるような長さをかけて、ゆったりと変化しているのですね。それに比べ人間のあわただしいこと。自然の営みに比べれば粟粒のような人生ですが、日々を楽しく労わりあって暮らしたいと思った旅でした。      ハートフル 清野 (写真は秋の立山・室堂)