NHK朝の連ドラ「ゲゲゲの女房」が人気のようです。戦後間もないまだ貧しかった日本で、更に経済的に不安定な職業であった漫画家と結婚した主人公の奮闘振りが、同世代はもとより、同世代の人を祖父母や親に持つ方々の共感を得ているようです。 この実在の水木ご夫婦のいわばサクセスストーリーであることも、安心して見られるひとつの理由かもしれません。

 このご夫婦、お見合い結婚でなんと数日後には結婚されているんですね。いまならちょっと考えられませんけれど。それでも、一緒に暮らしていく中で、少しづつお互いを発見し合い、生活を築きあって行く。

 今の、お見合い結婚はどうしても先に条件ありきで、収入は○○以上、身長はこれこれ、お仕事は安定したところ、となってしまう場合が多いけれど、身長はともかく、収入や勤め先は、いまどき大手だからといって万全ということは必ずしもないし、リストラに会うかも知れず、企業本体がつぶれるかも知れず、長い人生には事故やご病気にあうこともあるでしょう。

 教会結婚での誓いの言葉ではないけれど「病める時も、貧しきときも」補い合い支えあう、そんなときお互いの真価が光ります。

 確かに、条件から入る「お見合い」ですが、ご交際の中で、この方とならどんな荒波も乗り越えていけると、思えるような方と出会えるといいですね。そして互いに老いて向かい合ったとき、この人を選んで良かったと思えたら、それが最高の人生ですね。 ハートフル 清野

※カットは水元公園のあやめ。チラシを切り抜いて作った切紙絵です。